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ハンバーガー

環境

  • 動物性の原材料を使用していない 牛肉、豚肉、鶏肉、卵、乳などの畜産物には膨大な環境汚染や温室効果ガスの排出が伴います。動物性原材料を避けることでこれらに加担せずに済みます。また、畜産物の消費はより多くの動物の苦しみと犠牲につながります。  動物のお肉のパテを作るためにはたくさんの水が使われています。例えば牛肉のパテを使ったハンバーガー1個を作るために必要な水は約2,000リットルですが、ベジミートのバーガーだと約200リットルで済みます。

     国連の報告によると、畜産業が原因の温室効果ガスの排出は全体の14.5%であり、地球温暖化の主要原因となっています。牛肉100gを消費すると6kgCO2eq、鶏肉100gを消費すると0.6kgCO2eq、豚肉100g消費すると0.7kgCO2eqの排出量になるのと比べ、植物性代替肉100gを消費すると0.35kgCO2eqの排出量になります。

     このように肉食は環境問題と食料問題に大きな影響を持っています。
  • 生態系を破壊していない肉を使用している 牛肉、豚肉、鶏肉、卵、乳などの畜産物が原因でアマゾンやその周辺のセラードやグランチャコなどの生態系が大規模に破壊されています。飼料を含めこれに加担しない肉を使用することが必要です。  動物のお肉のパテを作るためにはたくさんの穀物が使われています。例えば牛肉の場合100gのパテを作るために約1.1kgの穀物が必要ですが、ベジミートのパテであれば大豆など100gです。

     また鶏肉や豚肉であっても同様に多くの資源、土地を使い、生態系を破壊しています。世界の大豆消費の74%は畜産動物の餌に使われていますが、この大豆生産のためにアマゾンやその周辺のセラード、グランチャコなどの自然が大規模に破壊されています。畜産業のためにアマゾン熱帯雨林はあと3~8%破壊が進むと森林全体が劣化し熱帯雨林としての機能を失うと予測されています。アマゾンが劣化した場合、その周辺にあるサバンナの地域は砂漠化すると予測されています。その影響はすでに出ており、セラードは高温になり、また乾燥してきていることもわかっています。
  • 国産の原材料を使用している 海外産の原材料には、栽培時に大量の農薬やポストハーベスト農薬(収穫後の保存・輸送時の農薬)が使われていたりする可能性があります。また、大規模に自然を破壊した農園(プランテーション)で作られているものが多く、アマゾンなどの熱帯林減少の要因にもなっています。
    一方、国産の原材料を使用することは、海外産の原材料を使用することに比べて輸送の際に排出される温室効果ガスの削減になります。さらに、地産地消で食糧自給率を高めることにより、日本の生産農家の応援につながります。
     飼料を含め、海外産の穀物は、栽培時に大量の農薬やポストハーベスト農薬(収穫後の保存・輸送時の農薬)が使われていたりする可能性があります。また、大規模に自然を破壊した農園(プランテーション)で作られているものもあります。

    海外産の穀物には、大規模農場で農薬や化学肥料に頼って栽培されるものが多くあります。2015年5月から厚生労働省は、すべての農薬を対象に、一定の量を超えて農薬が残留する食品の販売を禁止する「ポジティブリスト制度」を施行していますが、基準内とはいえ輸入小麦には残留農薬が検出されており、研究者や消費者団体等の調査で微量とはいえ、パンからも検出されている例があります。

     また濃厚飼料の自給率は12%ですが、間接消費する穀物を輸入することは、輸入にかかるエネルギーがより多くか掛かります。

     今後予測されている気候変動による世界的な食糧生産の減少を考えると、国産の小麦や米を用いることは日本の食料自給率を上げる意味でも重要なことです。
  • 有機栽培の原材料を使用している 化学肥料や農薬を大量に使われると、働く人たちに大きな健康被害をもたらします。また、土壌、水汚染、生態系の破壊につながります。生産地の人々に配慮し、生物多様性を保全するような農法で作られているかが重要です。 農林水産省が定める有機畜産認証(JAS)の場合、放牧・放し飼いの飼育方法です。野外の飼育場に自由に出入りさせることが基準であり、一頭あたりの最低面積は肉用牛5.0㎡、肉用豚1.1㎡、繁殖用雌豚3.0㎡です。
    https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-214.pdf

人権

  • 先住民の人権を侵害していない 先住民から奪った土地で放牧された牛や、生産された穀物を飼料とした畜産物である可能性があります。 畜産やその飼料生産は、特に南米では森林喪失の一番の原因ですが、破壊は先住民族の土地を侵略して違法に行われていることがあります。2020年のアマゾンでの森林減少は2008年以降最大になり、2021年もそれにつぐ勢いで森林が減少しています。ボルソナロ政権になってから、環境法執行の予算を削減し、環境犯罪の罰金没収額が下がり、土地紛争事件やそれに絡んだ暴力事件が3倍になり、環境保護論者と先住民族が殺害される事件が増加しています。その多くが未解決のまま放置され、14%残っている保護されていない公有地に対して私有地としての違法申請が相次いでおり(つまり伐採を狙って自分の土地だと主張している者が多数いる)、過去の収奪された土地に恩赦が与えられて権利が正当化される事例が相次いでいます。
    また、アマゾンの上流で飼料生産を行うことにより、下流に農薬や化学物質が流れ込み、生態系を破壊するとともに現地の人々の貴重な水資源を汚染しています。

動物

  • 動物性の原材料を使用していない 牛肉、豚肉、鶏肉、卵、乳などの畜産物には膨大な環境汚染や温室効果ガスの排出が伴います。動物性原材料を避けることでこれらに加担せずに済みます。また、畜産物の消費はより多くの動物の苦しみと犠牲につながります。  動物のお肉のパテを作るためにはたくさんの水が使われています。例えば牛肉のパテを使ったハンバーガー1個を作るために必要な水は約2,000リットルですが、ベジミートのバーガーだと約200リットルで済みます。

     国連の報告によると、畜産業が原因の温室効果ガスの排出は全体の14.5%であり、地球温暖化の主要原因となっています。牛肉100gを消費すると6kgCO2eq、鶏肉100gを消費すると0.6kgCO2eq、豚肉100g消費すると0.7kgCO2eqの排出量になるのと比べ、植物性代替肉100gを消費すると0.35kgCO2eqの排出量になります。

     このように肉食は環境問題と食料問題に大きな影響を持っています。
  • 有機栽培の原材料を使用している 化学肥料や農薬を大量に使われると、働く人たちに大きな健康被害をもたらします。また、土壌、水汚染、生態系の破壊につながります。生産地の人々に配慮し、生物多様性を保全するような農法で作られているかが重要です。 農林水産省が定める有機畜産認証(JAS)の場合、放牧・放し飼いの飼育方法です。野外の飼育場に自由に出入りさせることが基準であり、一頭あたりの最低面積は肉用牛5.0㎡、肉用豚1.1㎡、繁殖用雌豚3.0㎡です。
    https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-214.pdf
  • 動物性の原材料を減らしている 本来は独自の社会構造を持ち、自由に生きるべき牛・豚・鶏が、狭く不衛生な環境で、苦しみを伴うなど動物福祉に配慮されない状態で飼育されています。 " 日本の牛・豚・鶏のほとんどは、他国の動物たちよりもひどい状況で飼育されています。世界動物保護協会(*1)の畜産動物の福祉の格付けで、日本は最低ランクのGです。これは、EU諸国はもとより、韓国、フィリピン、ブラジルなどよりも低い格付けです。

     パテのつなぎやバンズに使われる牛乳や卵も、日本の酪農場の7割では乳牛がほぼ身動きの取れないようにつながれていたり、日本の卵用の鶏の9割以上は欧米で禁止や廃止が進んでいる身動きの取れないケージシステム(バタリーケージ)で飼育されているなど福祉レベルが低い状態で生産されています(*2)。

    1.https://api.worldanimalprotection.org/
    2.http://jlta.lin.gr.jp/report/animalwelfare/"
  • 放し飼いの肉や平飼いの卵を使用している 肉用家畜や酪農での放し飼い(放牧)とは、屋内にも屋外にもアクセスできる空間での飼育の仕方で、動物の自然な行動により近い福祉的な飼育方法です。卵の平飼いとは檻に閉じ込められていない飼育方法です。平飼いの採卵鶏たちは羽根を伸ばしたり走ったりでき、ケージに閉じ込められているよりも福祉的な飼育です。  牛にとって自然な状態で放牧されている牛肉を使ったパテは、動物福祉に配慮していると言えます。牛の糞が土にかえり草が生え、その草を牛が食べるという自然で持続可能なスタイルなら、牛1頭につき1ヘクタール(100m×100m)の面積が必要だと言われています。
     しかし国内調査によると、生後12か月以上の肥育牛において、88%の農家が運動場に放していないと回答しています。 http://jlta.lin.gr.jp/report/animalwelfare/h21/beef/no2/b_m5.pdf
     これは牛舎の中に閉じ込めっぱなしということです。牛たちは運動不足で濃厚飼料を与えられ、太らされます。狭い牛舎の中に、多量の糞をする牛を閉じ込めるという現行のスタイルでは、床が悪化し牛体が汚れ、ハエが増加するという状況を防ぐことが困難になります。さらに蹄が糞尿に浸かり、膨潤化し炎症を起こし跛行になることもあります。

     日本の卵用の鶏の約99%はバタリーケージと呼ばれる自分の体の大きさよりも小さな面積のケージに閉じ込められています。
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