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ハンバーガー

パテの材料が環境と人に配慮している

  • 植物性のパテを使っている 植物性のパテで作られるハンバーガーは、環境にも動物にも人にも配慮しています。動物性のパテを大豆ミートやグルテンミート、高きびなどの植物性のものに替えることで、動物を苦しめなくてすむだけでなく、環境問題や食糧問題の解決にもつながります。また、過度の肉食を避けることは健康面でもメリットがあります。  直接わたしたちの口で消費していなくても、動物のお肉のパテを作るためにはたくさんの水と穀物が使われています。例えば牛肉のパテを使ったハンバーガー1個を作るために必要な水は2,350リットルですが、大豆ミートのバーガーだと158リットルで済みます(*1)。穀物は牛肉の場合100gのパテを作るために約1.1kgの穀物が必要ですが、大豆ミートのパテであれば大豆100gです。一方で、国連のWFP(World Food Programme)によれば、世界には飢餓状態でいる人口は約8億人で、小麦など主食となる穀物が手に入らずにいる人もたくさんいます。(*2)
     国連の報告によると、畜産業が原因の温室効果ガスの排出は全体の14.5%であり(*3)、地球温暖化の主要原因となっています。世界最大の熱帯林が広がるでは、他の熱帯林よりも減少率が低く抑えられてきたが、最近急激に伐採が進んでおり、その原因の70%近くが牛の牧草地開発です(*4) また、牛は反芻動物で大量のゲップをしますが、そのゲップの主成分はメタンガスです。エサを多く食べる乳牛(2~4年で肉になる)は一頭あたり年に132kg、肉用牛は年に68kgのメタンガスを出します。このように肉食は環境問題と食料問題に大きな影響を持っています。
     一方、工場畜産(効率を重視した現代型の大規模畜産)で生まれている動物は、焼印、除角などの苦痛を与えられたり、穀物中心の本来食べているものとは違う飼料を与えられることで胃や腸はぼろぼろになったり、狭い木箱で飼育されたしていて、アニマルウェルフェアの見地から大きな問題があります。牛の寿命は本来20年から30年だが、肉用牛の寿命は屠殺される30ヶ月です。
     また、過剰な肉食は、人間の健康にも悪影響を与えているという報告もあります。

    (*1)A. Ertug Ercina・Maite M. Aldaya b・Arjen Y. Hoekstra. 2012.「The water footprint of soy milk and soy burger and equivalent animal products」.『Ecological Indicators 18』:392–402.
    http://waterfootprint.org/media/downloads/Ercin-et-al-2012-WaterFootprintSoy.pdf
    (*2) WFP.http://ja1.wfp.org/zero-hunger
    (*3)FOOD AND AGRICULTURE ORGANIZATION OF THE UNITED NATIONS.2006. 「FAO LIVESTOCK’S LONG SHADOW environmental issues and options」.
    (*4)Richard Schiffman.2015.「Amazon Deforestation Takes a Turn for the Worse」.
    SCIENTIFIC AMERICAN. https://www.scientificamerican.com/article/amazon-deforestation-takes-a-turn-for-the-worse/
  • 放牧されており、かつ熱帯林を破壊していない牛肉を使っている 牛は本来、牛独自の社会構造を持ちながら、集団でのんびりと生活していますが、多くの肉牛が狭く不衛生な環境で、痛みを伴うなど動物福祉に配慮されない状態で飼われています。広い土地での放牧が望ましいですが、放牧地が熱帯林を破壊して作られたものであれば、生態系に悪い影響を与えてしまいます。  日本の牛の多くは、他国の動物たちよりもひどい状況で飼育されています。世界動物保護協会(*1)の畜産動物の福祉の格付けで、日本はDです。これは、EU諸国はもとより、中国、フィリピン、ブラジルなどよりも低い格付けです。
     パテのつなぎやバンズに使われる牛乳や卵も、日本の乳牛の73%はほぼ身動きの取れないようにつながれていたり、日本の卵用の鶏は欧米で禁止や廃止が進む身動きの取れないケージシステム(バタリーケージ)で飼育されているなど福祉レベルが低い状態で生産されています(*2)。牛にとって自然な状態で放牧されている牛肉を使ったパテは、動物福祉に配慮しているといえます。
     ただし、放牧地が熱帯林を切り開いて作られていないか注意する必要があります。放牧地への土地転換や飼料となる大豆の農地転換を含めるとアマゾン流域の森林破壊の原因の91%が畜産だとも言われており、これまでに畜産業により消えた熱帯雨林は55万㎢(5500万ヘクタール)と、どんな産業よりも多いという指摘があります。牛を1頭大きくするために約1ヘクタールが必要ですが、世界は約14~15億頭の牛を養い続けています。飼料となる大豆やトウモロコシを作るために熱帯林が切り開かれている一方で、穀物が手に入らずに最低限の十分な栄養が取れない飢餓状態にある人が多くいます。
     ワールドウォッチ研究所のレスター・ブラウン氏によれば、アメリカ人が年間の肉の消費を10%だけ減らせば、世界で6000万人の飢餓が救える穀物が生産されると指摘しています(*3)。同時に、世界の飢餓人口と同じ数の肥満状態になっている人がいるとの指摘があります(*4)。

    (*1)世界15カ国に拠点を置き国連などと協力をして動物保護をすすめる団体
    (*2)畜産技術協会.http://jlta.lin.gr.jp/report/animalwelfare/
    (*3) レスター・R,ブラウン(1995)「だれが中国を養うのか?迫りくる食糧危機の時代」ダイヤモンド社
    (*4) ラジ・パテル(2010)「肥満と飢餓‐世界フード・ビジネスの不幸のシステム」作品社

バンズ、野菜、卵その他の具材が環境と人に配慮している

  • バンズには国産小麦や国産米粉を使用している 海外産の穀物は、栽培時に大量の農薬やポストハーベスト農薬(収穫後の保存・輸送時の農薬)が使われていたりする可能性があります。また、大規模に自然を破壊した農園(プランテーション)で作られているものもあります。  海外産の穀物には、大規模農場で農薬や化学肥料に頼って栽培されるものが多くあります。2015年5月から厚生労働省は、すべての農薬を対象に、一定の量を超えて農薬が残留する食品の販売を禁止する「ポジティブリスト制度」を施行していますが、基準内とはいえ輸入小麦には残留農薬が検出されており、研究者や消費者団体等の調査で微量とはいえ、パンからも検出されている例があります。
     今後予測されている気候変動による世界的な食糧生産の減少を考えると、国産の小麦や米を用いることは日本の食料自給率を上げる意味でも重要なことです。
  • 放飼いや平飼いされた鶏の卵を使っている 放飼い(放牧)とは、屋内にも屋外にもアクセスできる自由な空間で過ごしている飼育の仕方で、動物の自然な行動に最も近い福祉的な飼育方法です。平飼いとは屋内のみですが自由に過ごすことができる飼育方法です。平飼いの鶏たちも自由に羽根を伸ばしたり走ったり、巣の中で卵を生むことができ、ケージに閉じ込められているよりも福祉的な飼育です(*1)。  日本の卵用の鶏の約99%はバタリーケージと呼ばれる自分の体の大きさよりも小さな面積のケージに閉じ込められています。このバタリーケージの使用はEUやアメリカの6つの州やブータンで禁止され多くの欧米やオーストラリアなどの企業が廃止を宣言しており、スーパーマーケットの売り場の大半が放し飼いの卵に切り替わっています。
     鶏は本来、日の出の30分前に起きはじめ、羽根を伸ばし、砂浴びをして寄生虫や汚れを落とし、日光浴で殺菌をして心の健康を保ち、100羽の仲間の顔を見分ける能力を持ち、仲間と群れ、夜は止まり木に止まって眠り、巣の中で卵を生みたいという本能を持つ動物です。自然な行動ができる鶏はストレスが低く健康で、食する人間の健康にも関連しています。
    (*1)公正取引委員会.http://219.113.19.74/hourei/13.pdf
  • バンズが有機栽培(オーガニック)で作られている バンズ原材料である小麦や米がなどの栽培時に、生産地の人々の健康に配慮し、生物多様性を保全し、大地や水の汚染、汚濁を招かないような農法で作られているかが重要です。  農薬や化学肥料は、土壌や水質の汚染を引き起こし、生態系を破壊し、また田畑で働く人たちに健康被害をもたらす可能性があります。大量の薬剤散布により体調不良に陥ったり皮膚への影響が出たりと、さまざまな形でその害が表れています。農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を生かして栽培するものが有機栽培農法(オーガニック)です。オーガニックや有機栽培と名付ける基準は国によって異なりますが、日本では食品に関しては農林水産省が基準を設け、生産者や加工業者は、登録認定機関の検査や認証を経て、有機JASマークを付けることが義務付けられています。また、有機JASマークが付いていなくても同等の基準を満たした商品もあります。
  • 野菜などの具材が有機栽培(オーガニック)で作られている 野菜には生産性を上げるために農薬や化学肥料が大量に使われていることがあります。具材が、生産地の人々に配慮し、生物多様性を保全するような農法で作られているかが重要です。  農薬や化学肥料は、土壌や水質の汚染を引き起こし、生態系を破壊し、また畑で働く人たちに健康被害をもたらす可能性があります。大量の薬剤散布により体調不良に陥ったり皮膚への影響が出たりと、さまざまな形でその害が表れています。農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を生かして栽培するものが有機栽培農法(オーガニック)です。オーガニックや有機栽培と名付ける基準は国によって異なりますが、日本では食品に関しては農林水産省が基準を設け、生産者や加工業者は、登録認定機関の検査や認証を経て、有機JASマークを付けることが義務付けられています。また、有機JASマークが付いていなくても同等の基準を満たした商品もあります。

認証マークを使用している

  • MSC認証が付いている MSC認証が付いているの画像
     私たち人類は、現在、世界の水産資源の約8割を限界まで利用しています。水産資源の持続可能な消費量としてはすでに限界に達していると指摘され、生態学的に危機的な状況であり、将来世代が魚介類を食べられなくなるという現状を示しています。この問題を解決する手段の一つがMSC認証やASC認証です。
     MSC(Marine Stewardship Council)認証は持続可能な漁業で獲られた水産物に与えられ、「海のエコラベル」とも呼ばれています。魚を獲る時期や量、他の生き物がかからないような網を使用するなどの配慮がなされています。MSC認証を受けた魚を取り扱うには漁業者、流通・加工業者も認証を受け、偽物が混じらないよう第三者がチェックしています。
    https://www.msc.org/

     また、魚の養殖においても海洋環境の悪化、餌となる天然魚の過剰利用、養殖魚が逃げ出すことによる生態系の撹乱、海への抗菌剤の大量投与など深刻な問題を多数抱えています。養殖版エコラベルがASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)です。
    https://www.asc-aqua.org/ja/
  • ASC認証マークが付いている ASC認証マークが付いているの画像
     私たち人類は、現在、世界の水産資源の約8割を限界まで利用しています。水産資源の持続可能な消費量としてはすでに限界に達していると指摘され、生態学的に危機的な状況であり、将来世代が魚介類を食べられなくなるという現状を示しています。この問題を解決する手段の一つがMSC認証やASC認証です。  養殖版エコラベルがASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)です。魚の養殖においては海洋環境の悪化、餌となる天然魚の過剰利用、養殖魚が逃げ出すことによる生態系の撹乱、海への抗菌剤の大量投与など深刻な問題を多数抱えています。
    https://www.asc-aqua.org/ja/

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