ぐりちょ GREEN CHOICE

ぐりちょ menu

豆腐

原材料が環境と人と食の安全に配慮している

  • 国産大豆を100%使用している  原材料に「大豆(国産)」と表示されているもの、またはパッケージに「国産大豆100%使用」と書かれたものを選ぶことで、ポストハーベスト(収穫後)農薬や遺伝子組み換えの大豆を使うリスクを減らすことができます。  日本の大豆の自給率は、サラダ油などの原料となる油糧用を除いて食用品に限ると2015年時で25%です。豆腐など大豆を使った食品は、毎日の食卓に馴染み深い食材ですが、原材料の大豆の自給割合は低く、大半を米国やカナダや中国からの輸入に頼っています。輸入大豆には、原産地での保管や輸送時の害虫やカビ、腐敗を防止するために農薬が散布される、いわゆる「ポストハーベスト(収穫後に散布される農薬)」が使われているケースがあります。ポストハーベストに使われる殺虫剤、殺菌剤、防かび剤には、高濃度で、残留性が高いと指摘されるものがあります。2015年5月から厚生労働省は、すべての農薬を対象に、一定の量を超えて農薬が残留する食品の販売を禁止する「ポジティブリスト制度」を施行していますが、基準内とはいえ輸入大豆には残留農薬が検出されています。
     国産大豆使用の豆腐を選ぶことは遺伝子組み換え大豆を避ける上でも重要です。「遺伝子組み換えでない」と表示してあっても、現在の表示では5%未満の混入は認められています。外国産大豆を使用していたり、原産地を表記したりしていない場合、例えば米国の大豆の8割〜9割が遺伝子組み換え大豆であることなどを考慮すれば、遺伝子組み換え大豆の混入の傾向がある、という指摘があります。
     また、国産大豆、国産小麦を原材料として消費することは、日本の生産農家の応援にもなり、フードマイレージ(食料の輸送量×輸送距離)の値も小さくなるなど地球温暖化防止にも寄与します。
  • 有機栽培大豆を使用している  大豆には生産性を上げるために化学肥料や農薬が大量に使われていることがあります。大豆が、生産地の人々の健康に配慮し、生物多様性を保全し、大地や水の汚染、汚濁を招かないような農法で作られているかが重要です。  化学肥料や農薬は、農園で働く人たちに大きな健康被害をもたらします。大量の薬剤散布により体調不良に陥ったり皮膚への影響が出たりと、さまざまな形でその害が表れています。化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を生かして栽培するものが有機栽培農法(オーガニック)です。オーガニックや有機栽培と名付ける基準は国によって異なりますが、日本では食品に関しては農林水産省が基準を設け、生産者や加工業者は、登録認定機関の検査や認証を経て、有機JASマークを付けることが義務付けられています。
     有機栽培大豆を使用した豆腐はなかなか販売されていないかもしれませんが、有機JASマークを手掛かりに探してみてください。中国産で有機大豆と表示されているものも出回っていますが。輸送や保管による環境負荷を下げるためにはできれば国産のものを選びましょう。
  • フェアトレードの大豆を使用している フェアトレードの商品を選ぶことで、安全な食品を選ぶことができるとともに、生産者の暮らしや環境保全を支援することにつながります。豆腐や大豆製品も少ないですが、フェアトレードの大豆を原材料としたものが日本で手に入ります。 日本は食料の60%、衣服の96%を輸入に頼っています。しかし私たちの食べているもの、着ている服が、途上国で劣悪な労働環境や、児童労働、あるいは環境を破壊して作られているケースが多々あります。フェアトレードは、児童労働をなくし、生産者の健康や生命を守り、環境破壊を防ぐためのシステムです。また、生産者に正当な賃金を払い、継続的な取引をしていくことで、経済的自立を促すことにもつながります。日本の消費者が安さのみを追い求めると、そのしわ寄せは結果的に立場の弱い生産者に行ってしまいます。フェアトレード製品を購入することで、途上国に行かなくても、国際協力に貢献することができるのです。
     フェアトレード大豆を使用した豆腐は現在あまりありませんが、フェアトレード製品は生産者の生活の向上や教育・社会基盤の支援だけではなく、環境保全や遺伝子組み換えを回避することにもつながります。

本来の製法である

  • 凝固剤として天然にがりを使用している 安全性と栄養価の高い豆腐を選ぶには、凝固剤として「塩化マグネシウム」「塩化マグネシウム含有物」「粗製海水塩化マグネシウム」と表記される天然にがりを使用したものを選びましょう。 豆腐を固める凝固剤には天然にがり、硫酸カルシウム、グルコノデルタラクトンなどがあります。天然にがりは海水を蒸発させ煮詰めて塩をつくり際にできる副産物で「塩化マグネシウム」「塩化マグネシウム含有物」「粗製海水塩化マグネシウム」と表記されます。硫酸カルシウムは石膏からつくられていましたが今は化学合成されたものが多くなっています。グルコノデルタラクトンはでんぷんを発酵させてつくられるものですがにがりと比べ、薄い豆乳でも大量に豆腐をつくることができます。より自然で栄養価の高い豆腐を選ぶには凝固剤として天然にがりを使用したものを選びましょう。
  • 消泡剤を使用していない 製造過程で発生する泡を薬剤で除去していないものを選びましょう。 豆腐は製造過程で泡が立ちます。見栄えや食感をよくするため、泡をすくって布で漉すのですが手間がかかるため、「グリセリン脂肪酸エステル」や「シリコン樹脂」といった消泡剤を使って除去しているものがあります。両者の危険性は低いものの、本来必要がないものです。「消泡材不使用」もしくは上記の薬剤が表示されていないものを選びましょう。

廃棄物が少ない

  • おからを出さない製法で作られている 豆腐をつくるとおからができます。おからは栄養価の高い食品ですが、現在では消費は限られており、約9割は廃棄されています。おからを出さない豆腐は廃棄物の削減につながります。 おからを出さない豆腐は近年開発された製法で、国産大豆を丸ごとひいて微細なパウダーにしたものから豆乳を作り、にがりを使用して固めたものです。全国各地でこのようなおからを出さない製法で作られた豆腐屋さんが生まれています。おからを出さない豆腐は、廃棄物の削減になるだけではなく、栄養価が高く、うまみも濃いとされています。
  • 家庭から持参した容器で購入できる 容器包装ごみは家庭ごみの多くを占めています。中でもプラスチックごみは急増しています。環境中で分解しにくいため、容器包装材としてプラスチックそのものの使用を減らしていくことが重要です。豆腐も発泡スチレンシートなどプラスチック容器に入れて売られているのが大半です。近くに豆腐屋さんがあり家庭から持参した容器や鍋などに入れてもらえると、ごみそのもの削減につながります。またプラスチック容器ごみは、きちんと処理されないと海洋汚染につながる可能性があります。 簡易包装ごみは家庭ごみの多くを占めています。中でもプラスチックは急増しており、環境中で分解しにくく、容器包装材としてプラスチックそのものの使用を減らしていくことが重要です。海洋に入ったプラスチックは、波や太陽によって細かくなりマイクロプラスチック(5㎜以下プラスチックこみ)となり、魚などの海洋生物や海鳥の体内に摂り入りられ、生態系の化学物質汚染の原因にもなっています。また、塩や魚などを通じて人体に入り、健康への影響も懸念されます。2016年に開かれた先進7カ国(G7)環境相会合でも、海を漂う微細プラスチックごみについて「海の生態系にとって脅威だ」との認識を確認され、各国でプラスチック容器包装そのもの使用削減の取り組みが始まっています。

ヘルプ(H)

ヘルプウィンドウを閉じる

ブックマーク(D)

現在のページ

ブックマークリスト

ブックマークウィンドウを閉じる